結婚内祝いは自分で食べて美味しかったものを贈りましょう

いとこに贈った結婚祝いのお返しは、恐らく叔母が選んだであろう、日本料理の老舗が出している、西京漬と昆布めんたいの詰め合わせだ。冷凍便で届けられたその商品の中身は、銀鱈・鮭・鰆・金目鯛の4種類の魚が2つずつ入っていて、昆布めんたい、黒豚の味噌漬も入っていた。まるで高級なお菓子のように1つ1つが個包装されていて、届いたらすぐ箱から出し、そのまま冷凍庫の隙間に収めてしまえば、あとは少しずつ、自分のペースで頂くことができる。日本料理の老舗としての正道を品質と味で守りながらも、核家族、共働きも多い今の時代にマッチした商品展開に、このお店にさすがだと納得させられると共に、これを選んでくれたいとこと叔母に、感心した。

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私も来春結婚する予定だから、いとこの結婚は大変参考になり、事前にきちんとお願いして、結婚についての今後のアドバイスを色々もらっている。いとこからの内祝いにも感激したのでその旨を伝えると、実は叔母家族も、人から贈られて美味しかったからそれをいとこの内祝いに選んだのだという。結婚内祝いに自分で食べて美味しかったものを贈る。これはとても素敵なことだと思う。

『5月5日「端午の節句」についてのうんちく』｜RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト

内祝いは頂いたお祝いに対するお返しの行為だが、そもそも人に贈り物をする行為は、贈る相手への愛情が込められている。商品の良さや味などがわからない物をギフトにするのではなく、自分が経験して良かったものを贈るのが、幸せのおすそ分けとして、結婚内祝いには最適だと思うのだ。

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いとこから贈られた内祝いは箱こそ大きいが、中はコンパクトな魚の切り身。例え冷凍庫が既にパンパンだったとしても、不思議とそこかしこにある隙間に収まってしまうのだ。あとは自分のペースで消費でき味はお墨付き。誰もがもらって嬉しい商品だと思う。結婚内祝いは自分で食べて美味しかったものを、もらった人が笑顔になれるものを、選んで贈りたいと思った。